最先端 つくらない農業|島茶SOYandレモングラスの行方

島を届ける

2015年01月31日

IMG_6759

とある年のパーティーに出発する彼の名は「江藤 弘明」通称=江藤くん(そのまま)。超、局所的にはモンキッキーと呼ばれています。こどもたちに、大人気です。

island companyでは、2014年度から地域おこし協力隊と新商品の協同開発を行っています。北九州で生まれ、世界放浪の旅から地域おこし協力隊として甑島に流れついた彼が、

この地で、始めたのは農業でした。

DSC_0818

しかし、やるといっても悩んでばかりで、踏み出せず、いっこうに作物を育てない姿をみて、地域の人も私も「あいつは大丈夫か?」「一体なにを育ててるの?」「本当に農業しているの?」そんな声がちらほらと聞こえるようになりました。農業をするといって、いっこうにはじまらない彼の農業スタイルをみて、私はこう思いました。

まさに、「つくらない農業」。


これこそが新たな時代の農業だ、と。

***********************

 

しかし、そんな彼が最近、新たなものをつくったのです。

 

20130913-3
トラクターにも乗れるようになりました。

江藤くんが、island companyで管理する農地の一角を借りて、甑島産のハーブを栽培するというのです。どうですかみなさん、奇跡ではないですか?あの、つくらない農業を推進していた彼が、「育てる農業」を始めたのですよ!!!

しかし、皆さん、私には疑問がひとつ残ります。

あれだけ、おしりの重かった彼がハーブをつくると目を輝かせているのは・・・・もしかして、ハーブというのは脱法ハーブの事なのでは・・・そして、これまでの彼の言動を思い出すと・・・・

そういえば・・・

ケンタさん、俺、刺激が欲しくて世界を回ってたんすよ

・・・・・

ケンタさん、俺、自分の好きなものをみんなにも知って欲しいんすよ

・・・・・

ケンタさん、俺・・・植物が好きなんですよ・・・


??-37

みてください、彼の生き生きとしたこの表情。
間違いなくハーブを育てています。

目の前で育てているのは、ハーブです。合法ハーブですね(笑)いわゆる、香りのいい野草。
イネ科の植物「レモングラス」でした。

他にもアップルミントや様々なハーブの栽培に取りかかっています。
私たちが、ハーブを育てたい一番の理由・・・・それは、

重いもの、かさばるもの、大きな機械、大きな農地、たくさんのひと、たくさんのお金。

農業においては、若い時にできていたことが、
年を重ねることで、特に身体的な問題を乗り越えることが難しくなって行きますよね。幸い、私はまだまだ若いですので、カラダは多少の無理はできます。でも、この先、年をとっても同じようには続けられません。

 

年々身体的な理由で農業を離れる年配の方がいるなかで、私たちは、この島で農業を続けて、あたらしい地域産業を切り拓いていくためには、これまでの市場や生産方法、生産する作物などありとあらゆるものを再考しないと、甑島の田畑は確実に荒れていく。そう思います。

女性でもできる農業、年老いてもできる農業。

そこに、私たちは何かがあると思います。

そんなわけで、甑島の豆腐屋さんの大豆と無農薬で育てたレモングラスを焙煎して島茶(シマチャ)シリーズの第一弾をつくりました。

10959444_808646045888167_119579041265777670_n
甑島から試験販売始まります。
??-39
試験的にカラーは3色あります。

島茶 SOY and レモングラス 756円(税込)

鹿児島市内では、山下商店マルヤガーデンズ直売所にて発売開始を予定しています。

IMG_6760
強靭な肉体ではないスタッフ新地(左)も、このプロジェクトを応援しています。

鹿児島空港2階売店でのお取り扱いも「いたって真面目に」はじまりました(笑)

ヤマシタケンタ

ヤマシタケンタ

1985年鹿児島県上甑島生まれ。JRA日本中央競馬会競馬学校を中退したのち、キビナゴ漁船の乗組員を経て京都造形芸術大学環境デザイン学科地域デザインコース専攻。故郷をもっと好きになりたくて島に帰る。東シナ海の小さな島ブランド株式会社の代表取締役兼百姓を務める。

最近の記事

HOME > 島を届ける > 最先端 つくらない農業|島茶SOYandレモングラスの行方