故郷に帰るという選択肢を育てる
地域デザイン事業部では、令和3年度より熊毛地域の高校生を対象としたキャリアデザイン研修を受託しています。今回は、種子島高校・種子島中央高校・屋久島高校 3つの高校生を対象に両島で活躍する地域の先輩たちから学ぶ2日間をコーディネートしてきました。
初日の屋久島は、
◯環境に負荷をかけない農業と観光
◯域内経済循環を意識した土産品開発と販売
◯離島医療と福祉
◯流域の自然環境に配慮したエコシステム
2日目の種子島は、
◯廃校利用の集落交流施設
◯祖父母宅に孫ターンして起業と空き家活用
◯離島×IT人材
◯商店街の活性化と地域おこし
についての学びと両島のこどもたちの交流の場づくりを行ってきました。高校生だけでなく、大人になった私たちにとっても深い学びのあるテーマでした。講師陣それぞれの働き方、生き方を通じて高校卒業後のこれからのキャリアについて考える機会になったことと思います。
遠くにあると思っていた地域の先輩たちの存在は、高校生一人一人のいまの自分の延長線上にあるということを知ることが出来た2日間だったのではないでしょうか。次は、実践研修もあります。まだまだこちらの事業も続いていきます。
鹿児島県熊毛支庁の皆様、関係市町の職員の皆様、快く受け入れてくださいました種子島・屋久島の事業者の皆様、高校関係者の皆様、13名の高校生の皆さん。ありがとうございました。
また、会いましょう。