REPORT 2020.06.10

KOSHIKI ZINE 創刊号

こんにちは、ナルミです!

今日は、みなさんにお見せしたいものがあるんです。それは、KOSHIKI ZINE(コシキジーン)。何気ない日常にちょっぴりじ〜〜んとくる。小さな島の暮らしと、此処に生きる甑島人を追う地域密着タブロイド誌です。

甑島に生きる「人」の、ちょっぴり「じ〜〜ん」とくる物語を集めた「雑誌」なので、KOSHIKI ZINE(コシキジーン)と呼んでいただけると嬉しいです^^フリーぺーパーとして、島内各所に置かせていただいています。

時を遡ること半年前、島で会えるアイドル?SHIMAPのメンバーとともに制作がスタートしました。

(5人はいたって真面目に観光に携わっている島のカッコイイ兄ちゃんたちです。)

SHIMAP のメンバーと、どんな誌面にしようかと議論を重ね、観光地としての景勝地やグルメといったものではなく、やっぱりこの島の良さは此処に生きる「島人」だね、と今回の発行に至りました。

会長の言葉を借りると、この誌面には、観光業のために、切り取られ、取り繕われた写真や言葉はありません。ただ、この島にあるひとびとの暮らしが集まっています。小さいけれど、ここにある。この副題にすべてが詰まっています。何にもないように見える島、だけど、ほんとうはあるんだ。まだ目に見えていないだけだったり、当たり前の日常だと見過ごしてしまっているだけなのかもしれない。そんな気持ちで、小さくともそこにあるものをたぐり寄せるように、取材に挑みました。

紙面では、島に生きるひとびとがそれぞれの物語の主人公として登場します。それは、この島に生を受けた赤ちゃんだったり、成長しこれから島を出る子ども、島立ち後に故郷である甑島で暮らす大人たちだったり。ただ旅人としてだけでは見えてこない舞台裏を覗くような気持ちでご覧いただければと思います。

また、取材にご協力いただいた皆さんへ、この場を借りて感謝を伝えたいです!本当にありがとうございました。初対面にもかかわらず、快く取材を受けてくださりありがとうございました。みなさんのおかげで、今回の創刊号を制作することができました。ここで撒いた種をしっかりと次へとつないで参ります。

個人的な余談ですが、2年前、わたしがはじめてこの島にきた時、いちばん印象に残ったのは、出会ったばかりなのにもかかわらず、気さくに話かけてくだったり、道中お互いに挨拶を交わすといった島に生きる人たちの姿でした。

もちろん、透き通る海の美しさ、キビナゴのおいしさ、水平線へと沈む夕日の綺麗さ、のような見たり食べたりといったTHE・観光客としての感想はもちろんあったのですが、なにより、商店で買い物をしたときに出会った地元のおばちゃんがとても強く印象に残っています。島旅がとっても楽しかったという話をしているときに「島に住んだらいいよ」と、なんでもないかのように言われたのです。その「住んだらいいよ」と言えるオープンさ、自分はここに来てもいいんだ、と思わせてくれた島人の言葉がわたしをここ甑島へ導いてくれたような気がします。

そんなこしきの島人とつくるタブロイド。ぜひ、お手にとってご覧いただければと思います。

KOSHIKI ZINE(コシキジーン)創刊号

今春刊行予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止措置としての来島自粛などを鑑み、6月発行となりました。誌面の内容について、少し時期は戻りますが、島に息づく春の物語をお楽しみただければ幸いです。

発行元:甑島ツーリズム推進協議会 観光振興部会
企画:SHIMAP 石原功一 / 齊藤智顕 / 溝上一樹 / 瀧津岳大 / 山下賢太
編集・デザイン:古賀愛深
監修:東シナ海の小さな島ブランド株式会社(island company)
お問い合わせ:info@user_kenta

島内設置

山下商店、コシキテラス、ギャラリーヒラミネ、上甑観光案内所、石原荘、コシキマリン(随時追加いたします)

島内で設置していただける事業者のみなさま、山下商店までご連絡くださいませ。ビューンとお届けいたします!また、こんなネタもあるよ!なんていうタレコミ情報もお待ちしてます^^

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