お知らせ REPORT 2024.09.22

island company インターン奮闘記 #14

自分の仕事での姿勢や考え方、言動を猛省していた今週。

報告や確認が十分でなかったり、どう動いていいか分からないことを理由に何もアクションしておらず、締切のギリギリになってしまったり、社員の方の負担を増やしてしまったり。

1ミリでも自分が動ける余地や自分が動かせるボールがある時は動かす重要性を身に染みて感じました。自分がいつの間にか指示待ち人間になってしまっていたことに驚きが隠せません。しかし、落ち込んでいる暇は全くなく、スピード感を持って失敗や反省を自分の成長に繋げていきます。そして、これらは任せてもらえる仕事が増えてきたからこその気づきや学びなので、自分が前進していることも同時に気がつくことができました。

中南米に鹿児島の“本物”の物品を輸出する事業を進めるため、メキシコからお客さんが。

甑島最終日には、本場のタコスを作って下さいました。

今更気がついたことではありますが、おてつたびや視察等でたくさんの人が入れ代わり立ち代わりでisland companyを訪れています。したがって、出会う人の数が半端ありません。普通に大学生活していたら、友人や課外活動で出会う企業の方など知った人とのコミュニケーションがほとんどなので、新しい人との出会いがこんなにも溢れている環境は私にとっては異常で不思議な感覚。人との出会いで人生が動いていく、変わっていくきっかけに溢れています。

メキシコからのお客様のアテンドの同行で屋久島に降り立ちました。

なぜか幼い頃から「屋久島はいい」と両親から聞いていたのでずっと気になっていた場所でした。甑島や沖永良部島、近くの種子島ともまた全然違い、大きな山があり、天気が曇り・雨なこともあって、島全体に神秘的な雰囲気が流れていました。山の中に足を踏み入れると、生のエネルギーをすごく感じました。人工物ばかりの都会に行くとエネルギーが吸われる感覚があるけれど、森、海、川、動植物が豊かな田舎に行くとエネルギーを浴びて吸収できる感覚があります。屋久島は広いということもあると思うけれど、島の中にプレイヤーの方が複数人いて、その方達同士で繋がりができ、一つのチームになっている雰囲気を感じました。島を超えた海域の繋がりももちろん大切ですが、物理的な距離の近さの素晴らしさもあります。

個人的には、インターン初日に夕食をご一緒したぷかり堂のまりさんとその時ぶりにお会いしたことが印象に残っています。わくわくと少しの不安を抱えていたあの頃がとても懐かしく思えたと同時に、あれから3カ月半が経ち、もうインターン期間が終わりに近づいていることを実感しました。

出張中に賢太さんがテスラの話をしていたので、地域で活動する中で社会の大きな流れやいわゆる最先端の技術やトピックをキャッチし続ける意味を考えていました。大きな流れの中で小さな動きが価値を生み出し、自分たちが大切にしたいものを大切にするには、その大きな動きを知っておく必要があると考えます。相手の弱点や特徴を知っておくのは戦いの基本。別に戦っているわけではないけれど、自分の反対側にあり対立するもの、それが大きいものであればあるほど、飲み込まれてしまいます。だからこそ、自分とは関係ないと毛嫌いをしてシャットアウトせずに知っておくべきだなと。無知ゆえに大きな力や流れに飲み込まれ、自分の大切にしたいものを守れないことほど悔しいことはありません。

極論私たちは、自分の大切にしたいものを大切にするために繋がり、働き、もがいているのではないでしょうか。

岡田 栞那 プロフィール
愛媛県の沖合に浮かぶ人口約2000人の島「中島」の有機農家のもとに生まれ育ち、外国人技能実習生の受け入れに関わる中で現状の体制に課題感を持つ。現在は、「島全体として技能実習生を受け入れ、彼らを巻き込んだまちづくりの事業を立ち上げたい」というのが目標。2024年春の鹿児島離島文化経済圏主催の「離島を体感するかご島インターン」をきっかけに甑島へ。island companyが描いている未来を一緒に創りたい、もっとこの人たちが考えていることを知りたいと思い、2024年6月より4ヶ月のインターンをスタート。

Share LINEでシェア