人生には、101%の努力が必要だ
自分が審査する側になるだなんて想像してなかった未来を生きてるいま。まだまだ自分なんて、と思って断っていたら今日の日は、やってこなかった。
東京都庁「TOKYO ISLANDHOOD with STARTUPS 」(スタートアップによる島しょ振興促進事業)東京の島しょエリアでのビジネス展開を支援するプログラムの審査員に就任した。
https://tokyo-islandhood.metro.tokyo.lg.jp
引き受けた私だけれど、だれかを審査したり、批評したりする人間には、憧れてはいないし、ほんの少しもなりたいと思う自分は、今のところいない。
ただ、どんなときも与えられた役割を全うし、託してくれひとの期待値や想像を超えていこうとする101%の努力が必要だという信条でこれまで生きてきた。甑島の小さなとうふ屋が、東京都の仕事をするなんて、誰が想像しただろうか。
想像の先を、引き受けて生きる。
その覚悟は、ある。あと少し、あと少しだけ、1%の努力をする。そんな人と出会うたびに、わたしは何度も何度も感動してきたし、そんな風になりたい、在りたいと思ってきた。だから、その苦労を少しは知っていると思う。だからこそ、そういうひとに出会うと、放っておけなくなる人間でもあるのだと思うし、なんとかしたいって情が湧く。そうして、わたしは、より諦めの悪いおとなになっていく。
人生がどこに辿り着くのか、
その運命は、わからない。101%の努力を積み重ねながら、自分が出会ってきたひとたちを圧倒的に信じているし、そのひとたちがいまの自分を映す鏡なんだと思って生きてきたそのことは揺るがない。
運命とは、閉じるものではなく、拓くものだから、ひらかれた先で、わたしは生きていく。生まれてこの方、良い時も悪い時も、周りにいてくれるひとたちとの導きとその関係性により、わたしという人間をつくってくれたのだから、そんな人々に出会えた自分自身のことを、誰よりも信じ続けている。
たったひとりの存在
わたしなんて、、、
そういう言い草は、「わたし」を育ててくれた、たくさんの人たちへの感謝と、愛情の不足からくる肯定感の欠如なんだと思う。
だから、「わたしなんて」を今すぐやめて、小さな挑戦を今日も続けよう。成功とか失敗のものさしではなく、そう思えた自分を抱きしめるようにこの天命を生きていく。
想像していなかった未来。
明日もまた、きっと面白い出会いがあるだろう。そしてまた、振り返ったときに想像していなかった未来を切り拓いていくのだろう。island companyは、そうやってゼロからやってきた。奇跡のような物語を生きてきた。
甑島を言い訳にしない
と、決めた日から101%の努力を心がけてきた。
その1%が、人生をわける。それが、起きるのが、
生きるということ。
そんなことを考えながら東京に向かっている。
書いた人