下甑島の旅3

小さな島旅

2011年09月12日

Back Camera

今回の宿泊先は、甑島列島最南端の手打集落。

毎年、この時期になるとたくさんのウミガメが産卵にやってくる砂浜と、
玉石垣のつづく武家屋敷通りのある小さく美しいムラだ。
海には、テトラポットが設置されておらず、水平線もきれいに見える。

さて、海が目の前という磯口旅館の野崎さんに連れられて、手打漁港へ向かう。お目当ては、水揚げされたばかりのアカハラのカンパチ。下甑島の漁師さんが宇治群島のあたりから一本釣りしてきたものだ。ちょうど、その漁師の家族やお孫さんらしきこどもたちが港へ出迎えにきているところだった。

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漁師さんが船の上から里(上甑島)で何をしているかと聞くので、農業をしているというと・・・初対面の僕に対して「農業?農業はやめたほうがいい。島で農業するなんてむりだ。」そう、挨拶代わりに投げつけられた(笑)ここだけの話、2年間上甑島で言われつづけたことを、下甑島でも当たり前かのように言われて、僕はなんだかすっきりしてしまった。

そのあと、野崎さんの一押しスポットの灯台へ案内してもらった。

見渡す限り海、海、海、心地いい風が吹き、ほんとうに素敵なところだった。
甑島民とはいえ、知らないことが多すぎる。上甑島に住んでいる僕は、ふだん行き来の無い下甑島のことなど知る機会は滅多に無いのだから、こんな風に地元のひとに案内してもらえるなんて有り難い。灯台もと暗しってことですね・・・うまい!!

カンパチのことです(笑)

ヤマシタケンタ

ヤマシタケンタ

1985年鹿児島県上甑島生まれ。JRA日本中央競馬会競馬学校を中退したのち、キビナゴ漁船の乗組員を経て京都造形芸術大学環境デザイン学科地域デザインコース専攻。故郷をもっと好きになりたくて島に帰る。東シナ海の小さな島ブランド株式会社の代表取締役兼百姓を務める。

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