下甑島に1泊2日で豆腐を配達する旅?

島に生きるひと

2013年10月01日

タカエビフライ

高速船シーホークに揺られること30分。まずは、腹ごしらえ!というわけでやってきました「喫茶くるみ」。目的は、あの、タカエビフライです。タカエビフライは、エビフライのなかのエビフライ!エビの禁漁期間が有るため一日限定5セットしかない月も有ります。

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喫茶くるみは、長浜港にあります。

さぁ、長浜地区の配達を済ませ、次の目的地は下甑島の最南端にある手打地区です。タカエビフライで満腹な私たちを迎えてくれたのは、このおふたりでした。DSC_0230

手打浜の目の前、ビーチまでなんと徒歩3秒!!「磯口旅館」を経営されている野崎夫妻。

んっ?これは??宿泊の儀式でしょうか?

いいえ、バショウカジキのツノ(吻)です。

そうこうしているうちに、たまたまバイクで通りがかった漁師のはまさん。ヘルメットには「は」と入っていました・・・あまりの衝撃に笑ってしまいました。

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はまさんは、さっき野崎さんが宿泊の儀式?をしていたバショウカジキを穫ってきた漁師さん。この腕の筋肉と色の黒さが漁師の証です。もうじきしたら、そんなはまさんが穫ってきたバショウカジキ(鹿児島近海で水揚げされると秋太郎と呼ばれます)の切り身が山下商店にも入荷する予定です。

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磯口旅館は、アメニティグッズが充実しています。女性お一人でも安心して宿泊できます。(もし何かあったら、さっきのバショウカジキのつので野崎さんが・・・)海側のお部屋でしたら、夜ねるときに波の音が聞こえるぐらいビーチが近い。ゆっくりと海を眺めながらドクターコトー診療所の漫画(バッチリ廊下に完備)を読みたい気分になります。さぁ、次の目的地へ!!

磯口旅館 http://isoguchi.cocolog-nifty.com/blog/isoguchiblogtop.html

 

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モクモクモクモク・・・立ちこめる湯気のなか、味噌づくりをしていたのは下甑生活研究グループの皆さんです。完売、完売で話題の「玉ねぎドレスソース」や「浜アザミの佃煮」などを育てた頼もしいおばちゃんたち。今年の玉ねぎも終わり、製造も終わってしまいました。次回の入荷は春先でしょうか。とっても待ち遠しいですね。きちんと原料を甑島で育てるところから加工しています。その取り組みが、来年も、また、再来年もずっとずっと続いていって欲しいですね。DSC_0268

モクモクはつづく・・・

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時刻は15:00をすぎ・・・そろそろ、お待ちかねのコーヒータイム。今日は薩摩川内市役所手打支所のすぐそばにある軽食喫茶「α夢」(読み方は、アルファム)緑に覆われた喫茶店。草木や花たちが綺麗に咲いていました。目の前に南日本銀行の下甑支店があるので、たくさんコーヒーを飲む方はATMをご利用ください。

南日本銀行様・・・いつもありがとうございます(笑)ちなみに、甑島には南日本銀行とゆうちょ銀行しかありませんのでご旅行の際はご注意を。

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お店にはいってすぐに目についたのはコチラのポスター。

なんとあの浜チャン、スーさんでおなじみの「釣りバカ日誌9」の撮影の舞台にこの手打地区がなりました。さっきの漁師さんは、はまさんです。映画にはでてきません。また改めて映画をみたくなりました。さて、こちらのアルファムをご紹介して下さったのは、このかた。

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自称=下甑島のブラックリストにはいってるかも(笑)という、甑島が生んだ奇跡のお方。そうです、ミラクルくるくる?のKANTAさん。(詳しくは、コチラhttp://kantarx358.wix.com/miracle)KANTAさんは大阪生まれですが、お父様が下甑島のご出身とのことから近年、家族で移住されてきました。普段は、島内各地でボディーワークの先生をされています。とっても怪しいけど、怪しくないですからね(笑)みんなから先生先生、と呼ばれておりました。ここアルファムでも、とつぜんミラクルボディーワークがはじまりました。

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わたくし、KENTAは、ここでKANTA先生オススメのコーヒーフロートを注文。よくみるまぁるいアイスがのってくるかと思っていたら、なんとソフトクリーム。とってもおいしかったです。先生の授業は、そんな私をおいてけぼりにして進みます。あとで、KENTAもコーヒーフロートのあとに奇跡を味わうことになります。

これから、KANTA先生を生んだ、奇跡の両親に会いに行きます。

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島中のみんなからタメさん、ツラさんと親しまれるKANTA先生のお父様とその奥様。私もなんどもタメさんのお宅にはお邪魔させていただいており、いつも勇気とここで生きる覚悟をいただいています。タメさんは、定年後ふるさとの為にと下甑島に戻って来られ、現在、荒れ果てた山を再度切り拓き、椎茸の原木栽培をされております。いつも元気で、明るく、とってもまっすぐなタメさん。

挑戦すること、自分の可能性を信じることをいつもいつも、若い僕たちに身を以て教えてくださいます。そんな私の尊敬するタメさんの育てた椎茸は、現在山下商店の「しいたけのり」になっています。私たちの大切な商品のひとつです。

と、そんなタメさんを一番近くで支える奥様。なんと、若かりし頃のミス和歌山・・・?(奈良?)だったそうです。初めは、カメラを向けると「私をとったらレンズが割れる!」といっていたのに・・・立ち振る舞いはやっぱり美しかったのです。

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美しかったというと、KANTA先生のお母様だけでなく、やはり甑島の西海岸に沈む夕陽です。甑島の西海岸沿いにある集落では、どこでも美しい夕陽をみることができるのですが、特にこの瀬々野浦(しんぬうら)に沈む夕陽は格別です。瀬々野浦といえば・・・甑島の奇岩「ナポレオン岩」を眺めることが出来る集落。

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集落から徒歩1分でこの絶景。恐るべししんぬうら。

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近くの浜に降りることもできます。そこから眺める断崖の数々。まさにリアルジュラシックパークの世界です。ちなみに、ケラトプス類の恐竜の化石も下甑島からは発掘されています。

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そんな絶景を眺めながらの夕食・・・なんて、夢のようですよね。

いえいえ、そんなあなたの夢も夢では終わらせないのがこのおふたり!夕陽の見える「民宿 浦島」のご夫婦との再会です。この日はとっても西風が強い日で、ふたりとも飛ばされそうな中、自動販売機のジュースの補充をされていました。とってもアットホームで、こころが満たされる民宿です。

民宿 浦島

薩摩川内市下甑町瀬々野浦12 ‎

TEL 09969-5-0150

こうして、下甑島の豆腐配達の一日目が終わるのでした。えっ?豆腐の配達、全然してない?一日中遊んでる?そんなことは、ありませんよ。民宿 浦島の奥様の手にあるものはなんですか?よく見て下さい。

そうです、山下商店の絹ごし豆腐ですよ!!!一丁210円(島内価格)ですよ!!!

あぁーいそがし、いそがし・・・(笑)2日目につづく・・・

 

2日目の記事はコチラ(http://island-ecs.jp/food/741/

ヤマシタケンタ

ヤマシタケンタ

1985年鹿児島県上甑島生まれ。JRA日本中央競馬会競馬学校を中退したのち、キビナゴ漁船の乗組員を経て京都造形芸術大学環境デザイン学科地域デザインコース専攻。故郷をもっと好きになりたくて島に帰る。東シナ海の小さな島ブランド株式会社の代表取締役兼百姓を務める。

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